公立高校入試まで2週間余、そして明日は志願状況を示す第一弾の倍率発表です。
開塾以来続けてきて当塾の唯一の自慢ともいえる『第一志望全員合格』、
もちろん今年も一人の不合格者も出さないようにと今もギリギリの伴走をしていますが、
本当に残念ながら今年はその継続が途切れてしまうようです。
入試直前に、しかも塾の立場で一体何の弱音を吐いているんだ!と叱られそうですが、
もはや塾として何もしてあげられない状況が発生しました。
過去6年間、決して一人もこういう生徒は当塾には存在していませんでしたが...
...そう、明らかにムリな学校への『記念受験』です。
その生徒には、しばらく前より志望校の変更を勧めていましたが、
本人は決して受け入れる事はなく、かと言って目標に少しでも近づけるための努力もせず、
いわゆるスベリ止めの私立高校に合格してからは成績は明らかに低下、
それでも本人は何も深刻ではない様子です。
最終の模試の結果を踏まえ、倍率発表を前に塾として最後のアドバイスをしても
『記念に受験する』との一点張り。
本人を信用そして心配しているご両親はこの実態を知っているのでしょうか?
あまりにも偏差値の違う高校の受験をなぜ学校の先生は許可したのでしょうか?
高校入試で記念受験...聞いたことがありません。
ただただ首をかしげてしまうことだらけです。
私どもはたかが塾です。これ以上何もできません。
いくつも受験する大学受験ならともかく、
高校を記念受験することによって周囲に迷惑がかかることだけは覚えておいてください。
結果的に倍率を引き上げてしまい一喜一憂するライバルたち、あなたを信じているご両親、応援している学校の先生、そして私ども...。
記念受験は完全な自己満足で、ジコチュー以外の何ものでもないのです。
staff☆x