前期期末テストが終了し、前期通知表の結果に一喜一憂したばかりなのに、
なんと早くも、後期中間テストまで約1カ月となってしまいました。
当塾では、毎回定期テストの前に、全員に目標設定を自己申告してもらっています。
取りたい点数...でも夢ではダメ、現実を踏まえた点数...そして頑張れば届く点数...
他人との比較ではなく、あくまで過去の自分との比較,..分野や単元は得意?苦手?...
部活や検定試験などとの絡みで勉強できる時間が十分に確保できるかどうか...
...様々な点を考慮しながらの目標設定です。
そしてテストが終了すると、今度は全員に簡単な反省文を書いてもらいます。
目標に対してどうだったか、前回結果と比較してどうだったか...
単に『勉強量が足りなかった』『もっと勉強すれば良かった』では書き直しです。
大切なのは『何故?理由は?』『勉強ができなかった原因は?』という徹底追及です。
追究した原因が、たとえ認めたくないものであっても素直に認め反省し、
次回へ向けそこを何とか改善する...このプロセスが本当に重要になってきます。
今回、まもなく2人の塾生が、日頃自宅で使っているゲーム機を塾に持ち込んできます。
もちろん、決して塾でゲームをするわけではありません。
テストが終わるまでの1カ月間、成績低迷につながる最大の誘惑を断ち切るために、
自らの判断で塾でゲーム機を預かってもらいたいと申し出てきているのです。
確かに日頃の様子から『ゲーム依存』と言われても仕方ないこの2人。
前回テストの反省文にも、”テスト期間中もゲームに興じていた”とありました。
テスト結果の低迷ぶりはあえて言うまでもありません。
ゲーム自体の存在が悪いのでは決してありません。
その時その時の場面で何をすべきか、何を優先すべきか、それが制御できなくなるほど、
ゲームにベッタリのめり込んでしまう弱い自分が残念ながら存在しているのです。
ゲームの勝敗云々の前に、自分自身がゲームの誘惑に負けているのです。
ニコチン中毒、アルコール中毒と並んでゲーム依存・中毒・障害などと称される所以です。
塾の立場で、はたしてどこまでプライベートに踏み込んでいいものか?
いつも考えさせられる問題で、ご家庭の理解・協力ももちろん不可欠ですが、
塾の使命が成績向上である以上、
それを阻害するものに対する協力は今後も一切惜しまないつもりです。
staff☆x