人生には3つの坂がある。
ひとつは『上り坂』、ひとつは『下り坂』、そしてもうひとつは『まさか』である。
松下幸之助の名言とも言われ、小泉純一郎元総理の国会演説でも有名になり、
結婚式のスピーチでも新郎新婦への激励によく引用される皆さんご存知の言葉です。
『上り坂』と『下り坂』...あえて説明することもありませんが、
問題なのは『まさか』の時...
...そうそう、今回の前期中間テストでも多くの生徒が経験しているはずです。
まさか、こんな問題が出るとは...
まさか、こんなミスをしてしまうとは...
まさか、こんな結果になってしまうとは...
まさか、アイツに負けてしまうとは...
思いもよらぬことが起きた時、自分では準備万端だったのに想定外のことが起きた時、
そんな時にどのように反応し、どんな判断や行動を冷静になってするべきなのか...
まさに自分が試される場面であり、真価が問われる場面...それが『まさか』の時です。
『上り坂』の時は、気を付けながらも全力で走り続ければいい、
『下り坂』の時は、無理をせず時には立ち止まりながらゆっくり歩けばいい、
『まさか』の時は、一緒に歩いてくれる人と手を取り合って慎重に歩けばいい、
そうです、塾は『まさか』の時にも一緒に歩いてくれる存在です。
何でも吸収でき、知識もどんどん増え、友達の輪も大きく広がり、特に身体能力は
日増しに向上する、まさに人生の『上り坂』の真っ只中にいる塾生たち。
一方、気持ちだけは維持できても、
やはり体力や記憶力が明らかに『下り坂』へ向かいつつある私自身。
それでも年代の壁を越えて共通なのは、時々『まさか』に直面してしまうことです。
愛する人との永遠の別れ、親友の裏切り、事故による健康喪失、突然の解雇...
...人生で予期せぬ大きな『まさか』は多々あります。
比べれば小さいですが、今回のテスト結果でどれだけの『まさか』が生ずるのか?
いずれにしても結果が待ち遠しいのは、生徒も塾も一緒ですね。
staff☆x