中学の後期中間テストが終了し、続々とテスト結果が返却されています。
順位の発表がまだなので、問題の難易度や平均点がまだ不明ですが、
とりあえず点数が上がった下がったで一喜一憂しているのは、どこの塾でも同じでしょう。
今回もある塾生が100点満点の答案用紙を持ってきてくれました。
やはりすべてマル印というのは何回見ても壮観ですね!
中3受験生は内申の対象となる最後の定期テストなので、とにかく全員が頑張りました。
やれば出来るのに...もっと早くからやっていれば今こんなに苦しまなくて済むのに...。
一方で、残念ながらすべての塾生が成績upしたわけではありません。
頑張ったにもかかわらず前回とほぼ同じ結果で、心が折れかかっている人もいます。
でもまだ分かりません。順位は上がっている可能性も十分あります。
成績が芳しくなく、返ってきた自分の答案用紙をくしゃくしゃに丸めてしまう人もいます。
中には、結果を塾に見せない人もいます。それでは大切な見直しすら出来ません。
この仕事を通じて、今までで延べ数百人以上の様々な生徒と伴走してましたが、
なかなか成績が上がらない人は『勉強の仕方が分からない』と共通して言います。
そしてその保護者の方も『ウチの子に勉強の仕方を教えてやって欲しい』と言われます。
果たしてそれは本当でしょうか?...私には何か逃げ道にしか聞こえませんが...。
例えば教科によって勉強の仕方は違います。
特に国数英の主要3教科と理社では明らかに勉強の仕方は違います。
例えば平日と土日、そして通常時とテスト前では勉強の仕方が変わってきて当然です。
例えば好きで得意な分野と嫌いで苦手な分野を同じ勉強方法では対応できません。
例えば予習中心の人もいれば復習中心の人もいたり、勉強の仕方は多種多様です。
塾ではこれらすべてをウザイと思われるぐらいに個々に徹底させているつもりです。
従って『勉強の仕方』はすでに周知しているはずです。
ただ残念ながら、それを行動に移せないだけではありませんか?
なので、なぜそれを実行できないのか?...その原因を追究し、日頃の習慣を改善し、
苦しくても自分に勝つ努力をしなければ、今後の成績もかなり厳しいと言わざるをえません。
そんなことを再考させられている悲喜こもごもの今回のテスト結果です。
staff☆x