SEKOI

『アモーレ』や『不倫』などと並んで、

間違いなく今年の上半期の流行語大賞の有力候補のひとつに挙がるのが、皆さんご存知の『せこい』です。

一連のプロセスの中で『精査』とか『第三者』なども頻繁に出てきましたが、やはり今回はこの言葉に尽きるでしょう。

 

世界のBigCity・東京のトップリーダーのゴタゴタだけあって、このNEWSは各国でも大きく取り上げられたとか。

ところが、この日本語の『せこい』のニュアンスをズバリと伝える単語や表現がなかなか見つからず、

ニューヨーク・タイムズではいろいろと解説を付け加えながら、そのまま『SEKOI』という単語で報道したようです。

少し前の『MOTTAINAI=もったいない』を思い出しました。

この『SEKOI』は、ひょっとするといずれそのまま世界共通語になるかもしれませんね。

 

生徒から『先生、せこい...』と言われることが時々あります。

もちろん、何か公私混同したり、他人のフンドシで相撲をとったり、私腹を肥やすことを優先している事はありません。

どちらかと言うと貧しい家庭で育ってきて、今でも蛍雪時代の気持ちを大切にしているので、

あまりにもモノがあふれ過ぎて、あまりにも贅沢になり過ぎて、そして通塾自体が当たり前の感覚になっている...

...どうも違和感を感じる時があり、そんな時の言動が生徒にとってはケチくさいと思われるようです。

 

寂しいですが、これが時代の流れなのでしょうか...。

 

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