開業医

本日より復帰しました。

年度替りに際しての臨時休校で大変ご迷惑をおかけしましたが、

その分、これからしっかりと何倍返ししていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

 

過去3回の手術は下半身麻酔でしたが、今回は初めての全身麻酔。

かなりの不安でしたが、結果的にまったくの杞憂で、逆に頭痛などの副作用も少なかったような気もします。

呼吸確保のための気管送管(?)のせいか、扁桃腺あたりに少し痛みが残った程度です。

 

術後の病床は暇なので、日頃気付かなかったり忘れていたり、とにかく入院中はいろいろな事を再発見しました。

そしてつくづく思ったのが、『塾は病院に似ているなぁ』ということです。

 

今回の私の手術・入院は、いわゆる大型の総合病院で行いました。

日頃からお世話になっている開業医では物理的に不可能で、そこから紹介状を書いてもらっての流れです。

そして今後の経過が良好であれば、再び開業医に戻るという運びです。

 

開業医と大型の総合病院、言うまでもなくそれぞれのメリット・デメリットがあります。

ハード面や専門性や分野の得意・不得意だけでなく、待ち時間や流れ作業的な印象などのソフト面も違います。

病状にもよりますが、もし病院の初期選択を誤るとかなりのストレスを逆に抱えることもしばしばです。

 

寺子屋wakavaはハッキリ言って開業医です。

施設もスタッフも小規模ですが、患者(=生徒)一人ひとりに向き合い、出来るだけの要望にも応えています。

何かあった時の駆け込み寺のような存在、さらにはホームドクター的な存在でもありたいと思います。

なかなか状態が良くならない(=成績が上がらない)時、

処方(改善策)を提示しても、どんなに一生懸命伴走しても、当塾での成果が難しいと思われれば、

他塾を紹介することはないにしても、本人のためにも決して当塾に引き止めたりはしません。

 

いずれにしても必死に治したいという病院側と、必死に治りたいという患者との相乗効果が大切で、

病気や怪我に打ち勝つことも、早期の治癒も、すべてそこからはじまるんだなぁ、とあらためて痛感した今回の入院。

成績向上もとても良く似ているような気がします。

 

staff☆x