学歴重視

今年もまたまたすごかったですね。

ちょっと前ですが、お隣り韓国の大学入試の様子です。

戦後最悪の日韓関係ですが、どこかのTV局で少しだけ報道されていました。

 

遅刻しそうになった受験生を、警察がパトカーや白バイで試験会場まで送り届けるのは

毎年恒例の風景ですが、リスニングの試験時間には、騒音防止のため航空機の発着を

禁止するという対策まで取られたとか。

受験生を取り巻く家族や親戚、友人知人や先輩後輩、学校や塾の先生方などからの

絶大な期待も相当なもの。

 

もちろん合格する人がいれば、残念ながら不合格という人も必ず存在するわけで、

世界でトップクラスの自殺率を誇るという韓国の不名誉な記録の一因に、

このような国を挙げてのプレッシャーがある...ということを、

今となっては懐かしい韓流ブームのドラマで見聞きしたことがあります。

 

いい学校に入れないと、

いわゆる韓国経済を支える十大財閥と言われる優良企業に入れない、

大企業に入れなければ幸せな生活をおくることは難しく、

将来の夢や希望も途絶えてしまう...

半島国家としての政治的な宿命や『恨』という根強い慣習を持つ国民性もありますが、

学歴重視の根底にはこのような社会構造が大きな原因としてあるようです。

 

確かに、以前の日本にも似たような時代がありましたが、

今や価値観は多種多様で、ほぼすべての選択が自由です。

自分のやりたいことは何でも出来ますよね。(もちろん責任はついてきますが)

そう考えると、日本人に生まれて、日本という自由な国に生まれて、

本当に良かったと思います。

 

まもなく受験生は人生のひとつの岐路をむかえます。

でも日本はいつでも途中で軌道修正ができる環境があります。

大切なことはベストを尽くすこと、そして将来の選択肢を少しでも広げられるように

準備をしておくこと...そう、今はそのために勉強しているのです。

決してお隣りの国のような学歴重視社会を生きるために勉強しているわけではないのです。

 

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