同時テロ

パリの同時テロ...

今、世界中が心を痛め、同時に最も関心を抱いているニュースで、

どのマスコミも、日本にとって決して対岸の火事ではない、と連日報道をしています。

 

以前の仕事柄、パリは私にとっても庭のようによく知り尽くした街。

今回の複数の事件現場の近くにも何度か宿泊したことがあり、

歩いてもさほど遠くないこのあたりのプチホテルから、

よくお客様をルーブル美術館やオペラ座などへご案内したものでした。

そんな身近な経験もあり、第一報に接した時は本当にビックリ、そして絶句。

約1週間で6000万円分のツアーキャンセルを被ったあの9.11同時多発テロの忘れられない光景も思い出され、

歴史は繰り返す...という言葉を、事件の推移を注視しながらしみじみと噛みしめています。


今回の定期テストで、またまた社会の成績をあげられなかった生徒がいます。

何故???...理由はハッキリしています...日頃から身の回りのことに興味や関心を持っていないから。

地理も歴史も公民もすべて自分とはかけ離れた教科書の中だけの遠いところの話題...そう、対岸の火事なのです。

これでは今後もいい結果は望めません。

 

確かに、島国で海洋国家で陸続きの国境がない日本は、昔から無関心が根強く存在する国です。

メリットもデメリットもありますが、今さら鎖国はできません。

グローバル社会の今、対岸の火事として無関心ではいられません。

どのように国際社会の中で協力して共存共栄・相互繁栄をはかっていくか...その姿勢と方法が問われています。


まずは、興味や関心を持ちましょう。

なるべく多くのことをできるだけ身近に感じられるようになりましょう。

そして何が真実なのかを見極め、自分の意見を持ち、自分の出来ることを行動に移しましょう。

その日頃の習慣が必ず社会の成績をupさせますよ。

 

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