歴史認識

約3年半ぶりに開催された日中韓3カ国の首脳会議。

国益を伴う厳しい外交問題だけに公にされない議題も多々あると思いますが、

国民感情に完全に火が付いてしまっていることもあって、特に歴史認識の相違を今後いかに縮めていくか...

...ということを記すと延々と続くので...

...今回はそうではなく、受験生の『歴史への認識』について少し触れたいと思います。


入試問題もそうですが、それに備えるための模試や実力テストも、最近は特に記述問題が多くなってきています。

ひと昔前までの用語や年号の穴埋め問題...いわゆるマル暗記では対応が出来なくなってきています。

この傾向は決して歴史だけでなく、地理や公民、さらには他の教科にまで共通して言えることです。

歴史は繋がって流れているので、その背景や理由があるのは当然で、

最近多くなってきている記述問題のほとんどが、その部分の解答を求めているわけです。

『歴史は暗記科目』という認識をたださない限り、残念ながら高得点は期待できません。

だから手っ取り早いところでストーリー性のある歴史モノのTVを観なさい...と勧めているわけです。


高校での日本史の必修化、18歳選挙権に伴う近現代史の追加授業、など今後も様々な課題があるようですが、

もはや何事も一夜漬けの暗記科目というのだけはなくなってきているのは確かです。


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