異色の経歴

末は博士か大臣か...最近ではめったに聞かれなくなった言葉ですが、

今週はノーベル賞の発表と第3次安倍内閣のスタートが重なり、

今現在、ノーベル賞受賞者の発表は現在進行形で、さらなる日本人受賞の吉報を待ち望んでいます。


第3次安倍内閣に、元アナウンサーや元プロレスラーという経歴を持つ新閣僚が誕生しました。

いずれもテレビ朝日時代、新日本プロレス時代に活躍していた現役の頃をよく知っているだけあって、

無条件に応援したくなるのは私だけでしょうか?


一躍脚光を浴び、世間の話題を集めるような存在になると、必ずその人の経歴が触れられます。

時には上記のように『異色の経歴』と評されて、良い事も悪い事も関連付けられ、色眼鏡で見られる事もしばしばです。

事実よりもイメージが先行し、流行語のようになった『レッテル』貼りにも発展することさえあります。


ガソリンスタンド、広告代理店、旅行添乗員、中国系企業、そんな職歴を経て現在の教育業界で働いています。

小6の一年間を片道1時間かけてバス通学していました。もちろん無遅刻無欠席でした。

兄弟が多く貧しい家庭だったので公立高校受験はランクを下げました。もちろん塾も家庭教師も経験がありません。

一浪を経験しました。現役時も浪人時も退路を断ち、いずれも一校しか受験せず、背水の陣で目標をGETしました。

...私の簡単な経歴ですが、異色でしょうか?


先日、ある保護者から『教育畑専門の人と違って民間経験が豊富だから子供を預けられる』と言われました。

そんなふうに思っていただける方がいると思うと、ますます頑張らねば!と、あらためて嬉しく感じました。

大切なのは経歴ではなく、今という時を一生懸命に歩めるかどうかですね。


『歩けないのに走るな、走れるのに歩くな』...座右の銘的な言葉です。


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