カレー雑感

いつだったかハッキリと覚えていませんが、

ある通塾生のご家庭から『いっぱい作ったので食べますか？』とカレーの差し入れをいただきました。

それ以来、病みつき(？)になり、数えれば早くも十数軒、各ご家庭のカレーの味を賞味させていただくという

本当に厚かましく恥ずかしい癖が今では趣味のひとつのようになっています。

ご存知のとおり、もともとカレーはインド発祥ですが、世界中に広がる過程で各地域の特徴が加わり、

ある統計によると日本では月３～５回(という事は週１回ペース)カレーを食すという、国民食のひとつになっています。

確かに、カレーを嫌いな人は過去にも現在にも自分のまわりには存在せず、

暑い時でも寒い時でもオールシーズンOKのメニューのひとつなのは間違いありません。

また、スパイスや具材や隠し味などが同じということが決してなく、

本来は洋風なのに、和食のように各家庭の味が発揮される代表的な料理です。

小中学生の頃に入っていたボーイスカウトではキャンプの定番メニューだったのを思い出します。

以前の仕事で『外れがないから注文に困ったらカレー』というセオリーで世界各地で救われた事もありました。

何年前に潰れたのか分かりませんが、横濱カレーミュージアムでの食べ放題も懐かしいですね。

フィジアン(原住民)とインド人(元奴隷)が共存するフィジーで食べたカレーの味は強烈で忘れられません。

もちろん、もらいっ放し・食べっ放しではなく、

自慢(？)の手作りパンをカレーの御礼に差し上げています。

北関東・東北南部を襲った今回の水害での警察・消防・自衛隊の必死の救出には本当に頭が下がります。

昨日、インドの隣国スリランカの人達によるカレーの炊き出しがあったとのことです。

そんな中、『カレーは住民の手で作る、迷彩服の助けは不要』という垂れ幕を見かけました。

残念を通り越して、憤りをおぼえるのは私だけでしょうか？

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