たしかなこと

“時を超えて君を愛せるか 本当に君を守れるか...”

今となってはかなり前ですが大ヒットした小田和正の『たしかなこと』の一節です。

そう、一時の明治安田生命のCMソングでも有名ですね。生徒たちは知らなくても、

きっとご両親の年代の青春のひとコマあたりかもしれません。

 

小田さんといえば、今や伝説となっているスーパーグループOffCourse(もちろんを意味するof courseではないので要注意)時代からまったく変わらない透き通った声、

優しすぎるメロディ、そして心の扉をたたく繊細で奥深い歌詞で、今なお熱烈なファンを有し、実は私もその一人で、小田さんの曲はほぼギターで弾き語りが出来るほどです。

 

当塾の最寄りの中学は本日で前期中間テストが終了しました。

ついこの前まで、模試、英検、定期テスト、そして間もなく総体...と、

スケジュールが目白押しで何から手をつけてよいか分からない...

という悲鳴に近い声も時々生徒から聞こえてきました。

どれもこれもすべて中途半端で、何も確実なものがひとつもない...

...なんてことになっていませんか?

 

勉強のこと、部活のこと、進路のこと、友達関係のこと、彼氏彼女のこと、家庭のこと...本当に不安ばっかりですね。

でも、決してあなただけではないですよ。

きっとみんなも同じような心配事をたくさん抱えています。

仕事のこと、健康のこと、年老いた親のこと、借金のこと、老後のこと...

...そう、大人だって同じです。

きっと生きている間は、必ず何かしらの不安や心配事を抱えている...

...当たり前ですが生きるって大変ですよね。

 

世の中、絶対ということはありません。

どれだけ一生懸命にやっても、絶対に大丈夫という保証もありません。

この不安だらけの中で、『たしかなこと』はいったい何でしょうか?

いろいろな答えがあるかもしれませんが、

ひとつは“やりきった”という気持ちではないでしょうか。

“やりきった”という達成感や充実感や満足感のようなものが、不安を消し去り、

開き直りとも言える自信へとつながるのではないでしょうか。

やりきった自信が自分を不安から救ってくれるということは、間違いなく『たしかなこと』です。

 

毎日、やりきって生きていますか?

 

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